会員 随想

随想((株)SIC桑原 樋口孝夫)

株式会社SIC桑原
代表取締役 樋口孝夫

 私は、1959年生まれの猪年63歳です。
 4人兄弟の3番目、上に兄・姉、下に妹という恵まれた兄弟環境の中で歩んで参りました。
 上二人は県外就職で、親は兼業農家でしたので手助けする家族が必要かと思い、地元での就職を希望しました。
 高校卒業後、この会社に入社して早いもので44年が過ぎてしまい、家に帰ればすっかりと孫3人のおじいちゃんとなってしまい、この間大病を患うことなく毎日を過ごさせていただく事に感謝し、このうえない幸せでありありがたいことです。
 ご承知の事と思いますが、当社は2021年4月14日より、株式会社桑原測量社から株式会社SIC桑原に社名変更し、合わせて社長交代となり、私は7代目となります。

【従業員への健康への投資は 企業の利益向上につながる】
 仕事をする上で何と言っても『健康』が第一です。社員の健康は重要な経営資源と捉えており、心身ともに健康で在ることが大事であり、常日頃から自分自身の健康と向き合い、社員が健康で生き生きと働いてもらえる環境が会社の成長につながると思います。
 人生100年時代といわれる中、従業員の健康に目を向け、取組みを進化していくことは、従業員が生き生きと活躍し、持続的に成長することが不可欠な要素と考えます。
 従業員の健康増進に取組むことは、従業員やその家族だけではなく、顧客や求職者からも評価される時代です。そして、昨今のコロナ禍に加え加速する少子高齢化に伴い、生産年齢人口の大きな減少、人材確保が困難な時代を迎え、企業の存続にも大きく関わってきます。
 このような背景のもと、会社全体での健康づくりの取組みをスタートすることで社員ひとり一人の健康管理・自己管理意識の改革と、取組みの評価を会社全体で得られることで一体感の醸成・コミュニケーションの強化・円滑な業務遂行につながると考え『健康経営』に取組むことといたしました。

【現状を知ることで見えてきた 課題に対する取組み・社員の参画意識】
 まずは現状を知る為、社員全員の体の健康・心の健康についてアンケートを行い、体の健康に関しては食べ物・運動・喫煙が課題として浮き彫りになりました。アンケートから導き出された社員の皆さんの現状を伝え、将来を想像してもらい、その上で『なぜ健康経営に取組むのか』を伝えたところ、社員の意識が変わり始めました。
 お陰様で、2022年3月『健康経営優良法人認定』を経済産業省・厚生労働省所管の日本健康会議より認定をいただく事ができました。この取組みを継続し進化させていきたいと思います。

【株式会社 SIC桑原 社屋】
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