会員 随想

随想((有)福原測量 福原政文)

(有)福原測量
福原政文

 アマチュア・ゴルファーの最大の関心事は、限られた条件の中でどうしたらいいゴルフができるかに尽きるのではないでしょうか。
ゴルフがうまくなるとはどういうことかを常に考え続けた「中部銀次郎」さんという天才の言葉集に刺激を受け、時々好結果を出せたエキスを悩める会長及び会員諸兄に進呈いたします。
活かしたい言葉集
今の持てる技術のままでスコアを縮めるために

□ゴルフの質を高めるのは、心の中に維持される精神の緊張であり目標への没頭である。
□持てる技を最大限に発揮するためには、心を鍛えるしかない。
□結果だけを重視して意図を問わない態度をとる限り上達は到底望めない。
□ミスをしたら悔しがれ。自分に怒ることによってゴルフは進歩し得る。
□ミスを犯したら、深呼吸をして遠くの景色を眺める。そして、今ゴルフをしていることに感謝すること。これ によって、次のミスはほとんど防げる。なにはともあれ深呼吸。
□自分を知り、自分のショット力を基に、徹底的に確率を重視したゴルフを自分に果たす。大事なのは、自分のショット力を正確に把握し、攻め方を考えてプレーすること。それだけで、スコアは目覚ましいばかりに向上する。
□ゴルフというゲームは、限りなく続くミスを、どれだけ防いでいくかによって結果が出る。
□勝とうと思い込んではならない。そういう意識が思考を呪縛し体を硬直させる。しかし、もっと難しいのは、それにもかかわらず、やはり勝とうと思わなくては試合に勝てないという事実である。自分で乗り越えるしかない。
□心に余裕がないと、持てる技術を充分に発揮できにくい。いかなる局面でも、自分を支えてくれる平静な心持ちは、最終的には自分が積んだ練習の量から生まれてくる。
□ネバーギブアップ。最終ホールの最後のパットが終わるまで絶対にあきらめるな捨てるな。ゴルフに対する執着心・スコアに対する執着心が打開策と良い結果を生み出す。
短期間でスコアメイクにつながるヒント
□人より飛ばない、スイングの見てくれが悪い、何てことはスコアとは何の関係もない。
□多くの場合、スコアをまとめる点で重要なのは、パッテングであり、アプローチショットである。
□ナイスショットやバーディは、フロックまぐれだと思うこと。
□正しいスイングのカギはアドレスにある。立ち方とボールの位置。これさえチェックしたらスイングは大幅に改良される。軸がぶれずボールが捕まる。すると弾道がガラッとかわってくる。
□ボールに向かってスイングする際には、むしろ一切考え事をせず、狙った方向へただボールを打ち抜くことのみに集中。
□ミスは、自分自身の力量を超えるショットを自分に課すところから生じる。パーオンツーパット・ボギーオンツーパット以外は考えない。
□緊張感が無ければいいゴルフはできない。ラウンドに目的・目標を持つこと。

以上記しましたが、一つでもスコアアップにつ
ながるヒントとなれば幸いです。

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