会員 随想

趣味(㈱都計 浦岡 聰)

株式会社都計
浦岡聰

 私の趣味は人に自慢のできる本格的なものではありませんが、「山菜採り」と「海の素潜り」です。海(寄居浜)では、岩やテトラポットについたワカメ、サザエ、岩がき等を採ってきます。1年の半分は、豊かな自然に接してのアウトドアを楽しむことができます。その遊びは、人の手による特別の演出を講じなくても、人との出会いと、仲間との付き合いを楽しいものにしてくれます。
 趣味を通して、ふれあう山と海は、
  1.山は、自然の息吹と緑量感あふれる景観があり、その豊かな自然の中で流す汗は心地よいものです。
  2.海は、地上とは別世界の生物等(ゆらゆらとゆれる海藻、テトラポットに付いて棚を形成する岩ができ、テトラポットの隅に隠れているナマコ・ウニ・タコ・カニ、及び遊泳する魚など)の活動を見ることが出来ます。テトラポットのある暗くて単一な空間も、これらの生物が色彩りをそえてくれます。しかし、その海中景観は環境の変化に左右され、毎年同じ景観、同じ動・植物がいるとは限りません。これらの変化はそこに住む生物の生存条件に大きく影響し、生態系の変化につながるからです。また近年、温暖化について問題提起されておりますが、特に身近に感じることは、水温の上昇により、7月20日の「海の日」をまたないで、7月の初めからウェットスーツなしで素潜りができることです。10年前は考えられませんでした。自然環境の保全と創造の大事さを感じております。
 私は、これら趣味により、仕事のストレスを解消しておりますが、(ゴルフの場合は、プレイすることで逆に疲れとストレスがたまるようです。)近年、仕事に追われる日々と体力の衰えから、山海にいける回数は年々少なくなりました。
 これからは、私のライフワークの一部として無理をしないで楽しむことにしております。

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