会員 随想

移りゆく地球(㈱梨本測量社 佐藤道子)

株式会社梨本測量杜
佐藤道子

 地球という星が生まれて、水、空気、生命が誕生し、約40億年という歳月が流れている。そんな星で色々な地帯が移り変わっている。何もなかった大地に道ができ、川が流れ、建物ができてきた。私達、現代人には予想もできない時間の流れがある。人それぞれの見方があると思うが、どんな風に映るのでしょうか。
 明治生まれの祖母がいますが、薪で火をおこし、川で洗濯していた様に何もなかった自然相手だけの時代に育った人達に今の地球環境はどんな風に映っているのでしょうか。
 平成に生まれた子供達にはどんな風に見えるのだろう。今の子供達は土に触れることが少ないことから、砂遊びができなかったり、動物、虫に触ることができない子供達がいるそうです。
 昭和生まれの私には、近くの川にいたメダカが、今は姿もない事に気付いています。
 私にはまだ小さい二人の子供がいますが、子供の目に映るものは不思議なものが多い様です。
 旅行に行った時の高速道路、トンネル、ダム、大きな川、橋、どうしてこんな所にあるの。どうやってつくったのと質問が多い。
 私も特別な知識があるわけではないので、人が暮していく上で、自然を残しながらも便利で環境を考えてつくられているものだと話した。
 私も子供も同じ様に思うことがあったし、山道等で何年か前は狭く危なかったところが、今はきれいに舗装され拡幅もとられ安心して通れる道になっていたり、雨が沢山降ると氾濫しそうな川がきれいにブロック積され、防がれる様になったと感じることがありました。
 その背景には施行業、測量業の姿がある。設計をしていく上で現地を歩き、自分の目で確かめ設計施行へとつなげる。事の第一歩、基礎となるのが私達の業種として感じています。それだけに重要であり、より正確なものでなければならないし、自然共生という言葉を踏まえ仕事をしていかなければいけないと思います。
 私も今まで花屋さん、建設業、測量業と色々な職種を見てきましたが、今の仕事が一番長く、もう13年が経ちました。まったくわからない状態で入り、その頃は、手で製図していた時代でした。烏□、レタリングと毎日必死でした。時代と共に進歩し、今はパソコンで製図をしています。
 機械化が進み時代と共にかわってきたのがわかるし、学ぶ事も多くありました。
 私は、子供から学んだことがありました。まだ小さい頃、散歩していたら、遠い空を見上げ、「飛行機」と言った。微かに音は聞こえるが私の目には見えない。でも子供と同じ目線に腰を下ろし、指差す方を見ると小さく飛んでいるのが見えた。
 立っていてはダメなんです。これが社会においても同じ目線に立つ。相手の立場になって考えるということにつながるのではと思いました。
 私も日々の仕事につなげたいと思います。
 この子供達の未来の地球はどんなふうに移り変わっているのでしょうか。良いものにしてあげたいですね。

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