越佐路ところどころ

枝と自然が織りなす 心ふれあうまち 【小千谷市】

[面 積]  155.12km2
[人 口] 41,741人(平成14年11月30日現在)
[世帯数] 12,322世帯
[市の花] スイセン
[名産/名物] そば、小千谷縮、紬、錦鯉、清酒、米菓
[市役所] 〒947-8510 新潟県小千谷市城内2丁目7番5号  0258-83-3511

小千谷市は新潟県のほほ中央に位置し、信濃川が市域を東西に二分しています。周辺には長岡・東山・山本山県立公園があり、信濃川の侵食によってできた河岸段丘と平野の上にある緑豊かな都市です。
江戸時代の寛文、延宝年間に縮の生産が始まり、のちに「小千谷縮」として名が知られ、生産地、集散地として繁栄してきました。明治22年町村制を施行、昭和29年に市制を施行しました。
商工業では「小千谷縮・小千谷紬」、「泳ぐ宝石・錦鯉」などの伝統産業をはじめ、近年は集積回路や精密機械などのハイテク産業が基幹産業となっています。
観光面では、2月下旬の熱気球が雪原を彩る「おぢや風船一揆」に始まり、春の「船岡公園まつり」、夏の「おぢやまつり」、9月には世界一の四尺玉花火で知られる「片貝まつり」があります。
このほか錦鯉をいつでも見ることのできる「錦鯉の里」があり、観光面にも力を入れています。

年中行事
2月下旬 : おぢや風船一揆
4月中旬~5月8日 : 船岡公園まつり
4月29日 : 信濃川河岸段丘ウォーク
5月~11月 : 牛の角突き
7月14・15日 : 二荒神社祭礼
8月23~25日 : おぢやまつり
9月9・1O日 : 片貝まつり
10月下旬 : 錦鯉品評会

●国指定重要無形民俗文化財「牛の萬突き」1tを超える牛も登場
江戸時代の文豪、滝沢馬琴の書いた「南総里見八犬伝」にも描かれている牛の角突きは国指定重要民俗文化財になっています。
勢子の「ヨシタ!」というかけ声がこだまし、体重750㎏から1tを超える牛同士がぶつかり合う姿はまさに迫力満点です。
平成14年4月に開校した地元の東山小学校では、総合学習で闘牛を飼育し、「牛太郎(ぎゅうたろう)」と名付け、この年とともに角突きに参加しています。
小千谷の牛の角突きは5月から11月の間、小千谷闘牛場で開催されています。

●世界一の四尺玉花火が感動を呼ぶ片貝まつり花火大会
世界一の大きい四尺花火が打ち上げられる小千谷市片貝町の花火大会は毎年9月9・1O日の2日間開催されます。
片貝の花火は江戸時代からの歴史があり、明治24年には三尺玉を四発も打ち上げたことから「三尺玉発祥の地」といわれています。古くから子どもの誕生や、還暦・厄払いなどにちなんで、街の人々が神社に花火を奉納する習慣があり、その花火が夜空を彩ります。

●西脇順三郎記念室・記念画廊
小千谷市立図書館(3階)
文化功労者、日本芸術院会員、慶鷹義塾大学名誉教授であった西脇順三郎は現代詩壇、英文学界の巨星として、今なお多くの人に愛されています。
彼は明治27年に小千谷に生まれ、こよなく愛した小千谷で88歳の生涯を閉じました。
小千谷市立図書館3階の西脇順三郎記念室・記念画廊では蔵書1,200冊、著書、写真のほか油彩、水彩などが展示されています。

間い合わせ/小千谷市立図書館
0258-82-2724

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