新測協だより

平成21年1月15日発行の『新測協だより』42号

表紙の写真 塩竃神社

 主祭神は塩土老翁命で古事記では塩椎神とあり潮路を掌る神の意である。合殿に天照皇大神、水波売命が祀られている。
承安3年(1173)創建、享保16年境内狭隘のため現在地に移建、神林村及び塩谷新田の産土神として信仰されている(神社由緒書より)。
 社殿内に孟宗の雪中筍図、韓信の股くぐりの大額などあり、信者の心情がうかがえる。
境内には北前船の錨が置かれ、ここがかつて湊地であったことが推測される。町並も妻入りに出格子が施され、伝統的な風景が続く。裏通りは小高い砂丘となり、日本海の風砂に木目を露わにした板垣が点在する。河口港として古くからの要所であった場所からは日本海、荒川が一望出来る。村上藩が番所を設け、公儀之御法度之趣違背仕間敷事と定書を発し、厳しく取り締まった海河陸路の要衝の地でもある。
 村上市は伝統のまちであり“おしゃぎり”や堆朱など工芸品が多数あり、又笹川流れや朝日スーパーラインなどの自然も豊かである。一度北限のお茶を喫しながら日本海に沈む夕日を眺める小旅行を計画されては如何でしょうか。 (写真・文 高橋秀雄)

 

平成20年1月15日発行の新測協だより41号

表紙の写真 斐太神社

 御祭神は大国主の命、事代主の命、建御名方命の三神です。第60代後醍醐天皇の時代に編集された延喜式(927)に記される由緒正しい神社で古く朝廷から特別な格式と認められた幣帛(おくりもの)が奉納された古い神社です。

又斐太神社には末社が216社余もあり、その数は日本一です。神事としては3月3日の火祭りが有名で、消火の意の水、水草、土、竹で作った杓と桶を奉納し、1年間の無火災をいのります。(神社由来書より)

妙高市は自然の豊かな所です。登山、温泉、スキー、ゴルフ等を楽しむにはもってこいの条件を揃えています。

忙しい日常から離れ、温泉に浸かりながら鋭気を養う、あの辛さの中に芳醇の香りを湛えるかんずりもここの名物、料理にちょっぴり添えて奥様と一杯頂くなど至福の一時を過されては如何でしょうか。

鎮座地 妙高市宮内241番地 (写真と文 高橋秀雄)

 

平成19年1月15日発行の新測協だより40号

  表紙の写真 清水川辺神社
御祭神は建御名方命(諏訪大神)である。創立年月日は不詳であるが古昔より小出島及び日渡新田の産砂神である。寛治(1087)の頃より現在の神地にあったものを魚沼川舟運の便が開き社殿を川辺に移したが洪水、戊辰元年の兵火により旧鎮座地に移転する。(清水川辺神社栞)
例祭日は8月25日~27日で各町内から神輿が繰出され、又花火大会や演芸等の出し物に近隣より大勢が集り祭りを盛上げる。近くには清流魚野川の簗場や名工石川雲蝶の彫刻のある西福寺、豪農目黒邸、36kw/Hを誇る大人造湖奥只見ダム等がある。
清水弁天の祭礼(毎年6月30日)で、天下の奇祭といわれる「しねり弁天、たたき地蔵」に参加するのも一興、境内に「忍び笑ひ尻の痛さや梅雨の夜」の徐々坊の歌碑からどんな祭りか想像してみて下さい。
 鎮座地 魚沼市小出島662番地 (写真・文 高橋秀雄)

 

平成18年1月15日発行の新測協だより39号

表紙の写真 味方諏訪神社
御祭神は建御名方冨命です。勧請年月は不詳であるが、信州出身の大庄屋笹川氏の勧請によるものとされている。慶長15年(1610)に再建され、安政5年(1858)6月15日拝殿建築の記録があり、県の文化財に指定されている。江戸時代初期の神社建築を伝えるもの。(味方稽古草子、歴史紀行による)
隣地は道を隔てて大庄屋笹川邸である。大樹に囲まれたこの一角は遠方よりすぐ目につく程、その長い年月を現存している。
邸内の曽我・平澤記念館と共に一度訪れてみては如何でしょうか。
 鎮座地 新潟市味方164番地 (写真・文 高僑秀雄)

 

平成17年1月15日発行の新測協だより38号

表紙の写真 五十嵐神社
御祭神は五十日帯彦命で第十一代垂仁天皇第八皇子で、天皇の命により越の国に赴き下田郷飯田地内の宮沢に住みこの地で没したと伝えられる。治水、農耕の技術を教え下田郷の開拓の始祖、又五十嵐姓の祖として崇められている。
五十嵐とは農民の理想と乞願う五十嵐雨の天候の好順を表せる意と伝承され、五十嵐川の名もこれに由来すると言う。新潟県を中心に地頭で分家していった富山県や長野、群馬、福島、山形の各県に集中しているが全国的な広がりをみせている。(五十嵐神社社紀、五十嵐一族についてより)
下田村は自然の宝庫であり守門岳の裾野に広がる林野には自然に親しむ施設、景勝地が転在する。その中でも諸橋轍次記念館は是非一度足を伸ばしてもらいたい。厖大な資料から大漢和辞典を編纂された努力に圧倒される、名勝八ヶ鼻も一望できる。五十嵐姓の方のみならず一度下田村の自然や文化・歴史にふれてみては如何でしょうか。
 鎮座地 新潟県南蒲原郡下田村大字飯田 (写真・文 高橋秀雄)

 

平成16年1月15日発行の新測協だより37号

表紙の写真 五泉八幡宮
御祭神は誉田和気命(応神天皇)、気長足姫命(神功皇后)、田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命で、御創祀は元慶三年である。
3000坪の広い境内と大木に囲まれた荘厳な本殿、祝詞殿、拝殿をもつこの八幡宮は上杉謙信の家臣甘糟備後守の居城五泉城の本丸跡に建立されたといわれている。(八幡宮略記)
神社周辺には、長尾、城回り、馬場等の地名が残っており五泉城の名残が伺われる。
毎年5月25日が御祭日で盛大なる祭典が織物組合挙げて斎行される。
水芭蕉公園、小山田の彼岸桜、巣本地区のチューリップ、東公園のボタン百種展示等四季折々の花や自然が心を和ませてくれる。
家族お揃いで豊かな自然と語り合っては如何でしょうか。
 鎮座地 新潟県五泉市宮町5-46 (写真・文 高橋秀雄)

 

平成15年7月15日発行の新測協だより36号

表紙の写真 度津神社
御祭神は五十猛命で亦の名を大屋彦神とも申します。初め天降ります時、樹木の種子を持降られ全国に植栽を奨め、青山鬱蒼と繁茂し、宮殿、家屋、舟、車から日用器材迄も御神功による故、有効の神とも申し上げます。又建築工業、造船に従い航海や道を開き、車の普及に当られた事から今は海上、陸上の交通安全の守護神と崇められております。(度津神社略記)
あの「つぶろさし」が奉納される神社である。テレビで御覧になられた方も多いと思いますが、素朴で大らかで五穀豊穣と子孫繁栄を願って木製の大男根を操り舞う妹背神楽がこの社で守り継がれていることが不思議なほど静寂な大樹の中、佐渡一の宮の本殿は新緑に包まれていた。
佐渡は歴史と文化の島である。神社、仏閣、史蹟も多い、是非一度おけさの島へ足を伸ばしてみては如何でしょうか。おけさ踊りの手解きの中で京なまりが聞かれ、楽しくも心悲しい夜が更ける。
 鎮座地 新潟県佐渡郡羽茂町飯岡 (写真・文 高橋秀雄)

 

平成15年1月15日発行の新測協だより35号

表紙の写真 柏崎神社
御祭神は、大穴貴命(大国主命)、須勢理毘売命、奥都久辰為命、辺都久辰為命、建御名方命、八坂刀売命です。延歴12年(793)7月、坂上田村麻呂三島郡司高志連に命じ三島郡比角村に大穴貴命を祭神として創立、その後、一里余り離れた柏崎の海岸に祀り辺都宮と称したが延喜13年(913)地震により海中に没した。文治3年(1187)大宮司秀守より建御名方命、八坂刀売命の二柱を合祀し諏訪神社と称し、後、天保初年(1830)現在地に社殿を造営し遷宮する。明治5年(1873)3月に柏崎の5社を合殿し同9年3月柏崎神社と社号を許可される。(神社略記による)
柏崎は長い海岸線をもち、海水浴場、釣場も多い。又江戸時代末期に縮布の行商で栄えた町、都との行商により持ちかえった文化とお宝が8号線ぞいのコレクション館で見られます。痴娯の家、黒船館、藍民族館、シーポートミュージアム、木村茶道美術館などその道の趣味人にはたまらない一時が過せそう。うわっと!
柏崎検索のうえ、見て、食べて、海と遊んで日本海に沈む雄大な夕日を眺められる宿で潮騒を聞きながら盃を傾ける素敵な旅は如何でしょうか。
 鎮座地 柏崎市西木町1丁目5番3号 (写真・文 高橋秀雄)

 

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