会員 随想

続・私の放課後((株)新潟測量社 佐藤真理子)

株式会社新潟測量社
佐藤真理子

 二度目のシリーズ「私」の原稿依頼を頂いたもののあっという間の締切日。かぜで身体の調子もままならず原稿〆切を延ばしていただいた次第です。事務局の方にはご迷惑お掛けしました。
 それでも何とか原稿に向かうも、上手に書こうとすればするほど、ちぐはぐな内容となりだめなものです。背伸びせず私の日常、思いを綴ることとします。ご笑読いただければ幸いです。

 さて、最初の「私の放課後」から早いもので十数年たったでしょうか。相変わらずせわしない日常を送っています。
 私、そして今は元気な親も年を重ね、いつ世間で言う老々介護になるかと頭の片隅にはありますが、もう一方では「何とかなる、成るようになるさ」心配は無用と自分に言い聞かせる事としています。4人の子供達にいたっては、義務教育が終了するまで、成人式を迎えるまで・・・と必至に育てて来ましたが、親業とは終点が無いようでして、いつになっても心配事がつきませんものです。
 しかしながら、春には初孫が誕生の予定で、少し遅めのおばあちゃんになります。家族が増えることはとても幸せなことと感謝しています。

 昨年の夏はリオオリンピックで、寝不足になりながらも沢山の感動をもらいました。3年後の東京オリンピックは是非観戦してみたいものです。ラテン語でスポーツは「気晴らし」と言う意味のようです。私も少しずつスポーツで気晴らししながら筋肉を蓄えてみようかと考えています。
 声をかければすぐに集まってくれる友人が5人おります。総勢6名で「どくだみクラブ」という何とも渋い名前ですが、休日夜、家事終了後にファストフード店に集まり、日付が変わるまでコーヒーと水でおしゃべりして楽しい時間を過ごしています。構成は先輩同級生で皆まだ現役で仕事をしているので、良きアドバイスを頂くことも多く大変参考になり助かっています。女性同士でこんなに何十年も続くのはとてもありがたいものです。

 先日、会合である方より言われたことがありました。「あなたの横には如意棒をもった助さん格さんがいるから安心だね」と。私はすぐ意味を理解し同感である旨を伝えました。その方は笑っていらっしゃいましたが、私はその通りだとつくづく思ったのでした。
 先代より引き継ぎ20年目を迎え、二人の用心棒、そして大切な社員あっての会社なのだと。常日頃より忘れないようにはしているものの、自分が思っている以上に周りの方々からはそれがはっきり見えていたのでしょう。
 あらためて身を引き締め、チームワーク良く社会に貢献できますよう社員共々精進していきたいと思いました。また、地域の会員の方々にも大変お世話になりまして有り難うございました。
 重ねてお礼申し上げます。今後も変わらぬご指導ご鞭撻の程を宜しくお願い申し上げます。

 最後になりますが、県測量設計業協会の益々のご発展と会員の皆様のご健勝を祈念申し上げます。ご拝読ありがとうございました。

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